2/24 手伝い帰りと蛇

日記

地元では雪が積もるのは久しぶり、本日は雪の中仕事の手伝いに行く。

手伝い先は神社のすぐそばで個人経営している飲食店、駅からも遠く、神社はそこそこ有名だが今日のように天気の悪い日だとお店目当てで来るお客さんは少ないだろうなと思いつつ家から徒歩30分歩く。

12時に到着し案の定お客さんは少なく1人~2人、接客や食器の洗い物をすますと土産の商品を詰める作業をする。

なんともないと油断しているとまさかの団体様、10名を超える数にガンガン入る注文、注文はしっかり聞きお会計は貰えたが誰が誰の注文かさっぱり覚えられない。

他のお客さんも入りどこからどこまでが団体さんなのか混乱し注文を終えているお客さんに注文をもう一度聞きに行くというミスもしてしまうし年配の客さんには大阪やったら考えられへんでと怒られる始末。

内心大阪すげーなと思いつつすいませーんと謝り倒すしかなかった。

自分にそんな記憶力と接客能力はないと思い知らさせる一日だった。

何とか手伝いを終え、地元の山中を通り神社を参拝しながら帰る。

途中の神社で三重から来た年配の男性と仲良くなり話しながら帰っていると道中で蛇と出会う。

何の蛇なのかは知らないが三重の男性は喜んでいた、ここいらの蛇の神を祀る神社を参拝し、なおかつこの寒い時期に出会えたのですごいらしい。

そういうものかと感心しながら蛇を観察すると冬眠明けなのか動きが鈍い、さらに山から落ちてしまったのか壁の上の山に登りたそうにしている。

しかたなく拳を握り、蛇の前に手を出し手の甲に上るよう催促する。

意思が伝わったのか蛇はおとなしく手の上に登りもう片方を手で支え何とか元の山に返す。

人生で初めて蛇に触れ、蛇の体温が冷たいことを知る。

あとから知ったが蛇は噛まれる危険があるため直接触れないほうがいいらしい、それはそうだとまた反省する。どちらにせよ二度と触れたくない。

男性は興奮して喜んでいた、神の使いの蛇を助けたので良いことがあると言ってくれた。なら接客でお客と注文を忘れない記憶力が欲しい。

三重の男性を神社の駐車場まで送り、店の宣伝をして別れる。これで本日のミスを取り返せたか?と思いつつ帰路に着く。

振り返ると反省の多い一日だったが最後は良い出会いに恵まれて結果的に良い一日だった。

おかげで久々にブログで書こうという気力が湧いたので今日出会えた三重の友人に感謝をする。

また会えると嬉しく思う。

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